現代昭和寮時代
昭和三十七年に南北寮は改築され、翌年に鉄筋コンクリート造りの昭和寮に生まれ変わり、新しい歩みを始める。また、大学の学生数の増加や東京の住宅事情から大学当局には、旧寮(日立クラブ)を利用して寮生を百名にする計画があった。
当時の寮長は自治委員長と呼ばれ、行事、会計のほか、食事、予算交渉など幅ひろい自治運営が行われていた。また、寮の行事や歴史を載せた昭和寮新聞を学内で配布している。
その後、全国的な寮の不人気、寮内での多数の留年者、貧困な食事、厳しい上下関係などから入寮希望者が減少し、昭和寮存続の危機が叫ばれる。
昭和五十八年に大学当局の協力により寮内の設備、雰囲気が大幅に改善され翌年には新しい寮監、管理人を迎えて新昭和寮がスタートした。
現代昭和寮時代(1961年?85年)
- 昭和時代
- 1963年(昭和38年) ケネディ暗殺・・・・・・現昭和寮スタート
- 1966年(昭和41年) 第三次中東戦争・・・・・旧昭和寮買収案
- 1970年(昭和45年) 日本万国博覧会
- 1973年(昭和48年) オイルショック・・・・・歌練が始まる
- 1976年(昭和51年) ロッキード事件
- 1978年(昭和53年) 日中平和友好条約調印・・昭和寮新聞発行
- 1983年(昭和58年) 大韓航空機撃墜・・・・・昭和寮閉鎖案
- 1985年(昭和60年) 男女雇用機会均等法・・・寮内改装